当協議会では、小学生から高校生までの発達段階に合わせたキャリア教育の視点と、北中城村のこれからのまちづくりを踏まえた産業理解の視点を組み合わせ、「北中城村型キャリア教育」を行っています。

小学生への取組み

仕事や働くことへの興味、関心を持たせ、夢や希望を育みます。

ジョブシャドウイング 対象:小学校6年生(全員)

「ジョブシャドウイング」とは、働く大人に影のように寄り添い、仕事に取り組む姿勢を観察する取組みです。

こどもたちの仕事や職種に関する認識の幅を広げ、「働くとは何か」を考えることで、就業意識の向上を目指します。

北中城村を支える大人や産業について知り、地域の「宝=人」の存在に気づく機会であることから、効果を高める事前学習として地域の産業を知るワークや、村内の主な産業に従事する方の講話も行います。

ジョブシャドウイング 対象:小学校6年生(全員)

きたなかキッズJOBクラブ 対象:小学校高学年(5~6年生)(希望制)

「きたなかキッズJOBクラブ」とは、村内にある事業所で生産・加工・販売などの職業を体験・学習し、第一次産業から第三次産業について横断的に知るプログラムです。

未来の北中城村をけん引する人材の早期育成を目的とし、主体性や責任感、実行力、コミュニケーション力といった「村の魅力を発見し観光振興やブランド創出など魅力を発信する力」を育むために様々な活動を行います。

プログラムの成果は、北中城しおさいまつりにて発表されます。

きたなかキッズJOBクラブ 対象:小学校高学年(5~6年生)(希望制)

中学生への取組み

自己理解を通して生き方や進路に関する現実的探索を促し、暫定的な進路選択を行うための意識を高めます。

職場体験 対象:中学校2年生(全員)

働く人と接したり、実際に知識や技術・技能に触れることを通して、学ぶことの意義を理解し、主体的に進路を選択、決定する意欲を培う体験型学習です。

学校の学びが社会とつながっていることを意識し、目的意識が持てるよう、地域人材を活用した事前学習やフォロー学習を学校と連携して行っています。

職場体験 対象:中学校2年生(全員)

校内ハローワーク 対象:中学1年生(全員)

産業横断型の職業人講話を実施し、広い視野を持った進路決定へつなげます。事前学習では、関連性のないように思える産業や職業が互いに支えあい繋がっていることを伝え、各産業について横断的に理解を深めます。

例1)観光業+医療=医療ツーリズム

例2)観光業+農林漁業+物流・流通業=付加価値の創出(農林水産物の第6次産業化)

校内ハローワーク 対象:中学1年生(全員)

高校生への取組み

社会の一員としての自覚と参画意識を持たせ、進路の明確化を目指します。

出前フォーラム 対象:高校1年生(全員)

「将来のために、3年間の高校生活をどのように過ごすか」を考えるためのフォーラムです。

北中城村内で働いている身近な先輩たちの話を聴き、「地域で働く」ということを意識させるとともに、「なりたい自分」から「なれる自分」を見出し、具体的な進路を考えるきっかけとします。

出前フォーラム 対象:高校1年生(全員)

高校生版テクニカルビジット 対象:北中城近郊の高校1~3年生(希望制)

「テクニカルビジット」とは、企業や工場などの産業を視察する視察旅行のことです。北中城村の「高校生版テクニカルビジット」は、村内にある最先端の商業施設を「働く場」として意識させ、『グローバルな視野』と『地域を見据える力』を培うために行う事業所視察です。

施設には海外から観光客が訪れることや、世界に通用する社会人力や、グローバルな視点を持つことの重要性について気づくことを目的とし、イオンモール沖縄ライカムや、北中城村トラベルマートの方を講師としてお招きして講話やバックヤードツアーを行います。

高校生版テクニカルビジット 対象:北中城近郊の高校1~3年生(希望制)

周知広報活動

北中城村グッジョブ地域連携協議会では、村民みなさまに興味関心を持って頂くため、取組みや北中城村の雇用に関する現状について周知活動を行っています。

地域の協議会として、村民が多く集うイベント会場や、公民館での巡回パネル展などを行っています。

主な周知広報活動

  • 村広報誌『広報北中城』
  • ブログ <リンク: http://goodjobkitanakagusuku.ti-da.net/ >
  • 北中城村しおさいまつり ブース出展
  • 北中城村エイサーまつり
  • 巡回パネル展(村内公民館)

など